頭痛・寝違え・肩こり・首痛
現代病の一種であるそれらの症状はどのようにして現れるのでしょうか?
姿勢の悪さや使いすぎ等も原因の一つですが、やはり携帯・スマートフォン・パソコン等で長時間同一姿勢、目の使いすぎ、ストレス、疲労で筋肉や関節が硬直しそれらの症状を引き起こすと考えられます。
また、首・肩・背中の筋肉が緊張すると自律神経が乱れ交感神経が優位になり、不眠を引き起こす原因となり、眠れない日々が続くと、ストレス、疲労が蓄積し悪循環になってしまい、いつまでたっても治らなかったり、徐々に悪化したりします。
そうならないように1人1人に合わせて適切な治療を施していきましょう。
頭痛
頭痛がすると病院ではMRIやCTなどで検査を行いますが、ほとんどの場合異常なしと診断され痛み止めや安定剤が処方されます。それでは治らないとわかっていながら医者は治療手段がないため薬でとりあえず様子を見ます。
当院ではこのような症例の患者様が多数来院され、8割以上が改善しています。
首と頭の付け根が歪むと、頭の中が引っ張られます。すると、頭の中の血管や神経が圧迫され頭痛が発生します。 通常、首・肩のコリ、ひどい場合は吐き気なども伴います。目の奥に痛みがでることもあります。
頚椎2番と3番には、硬膜という膜が張り付いています。 頚椎2番と3番の関節が歪んで固定されてしまうと頭の中の硬膜がもろに引っ張られてしまいます。 すると、この硬膜の張り付いている部位に痛みがでます。特に目の奥。また、神経や血管は硬膜を貫通していますので、 神経性の痛みや血管性のズキンズキン脈打つような痛み、頭重感が発生します。
頚椎2番、3番の調整、鍼灸を含め筋肉の硬さを取り除いたり姿勢を正したりと複合的な治療を施すことで、改善されることが多いので早目の治療をお勧めします。
寝違え
寝違えとはいわゆる【ぎっくり首】と言われ、ぎっくり腰のように急性の捻挫のことです。
ある日突然襲われる激しい痛みで、首が回らなくなり振り向き動作や起き上がり動作等が困難になり日常生活に支障をきたすことも多々あります。そこが他の慢性的な肩こり、首痛と異なる点です。かなり痛くてもレントゲン写真などでは、骨などに異常が認められないことがほとんどです。
骨に骨折やずれがないものの、関節捻挫・筋肉の損傷(肉離れ)・筋膜性炎症、靭帯(じんたい)損傷等により関節の周囲に内出血などを起こした結果、炎症を起こした状態だからだと考えられています。
ぎっくり首はどうしてこれほど痛いのでしょう
それは、ぎっくり首が捻挫だからです。足や手首の捻挫を経験なさった方もいらっしゃると思います。それと同じように内出血や腫れで、とても痛くなります。ぎっくり首とは、首を捻挫した状態です。
捻挫とは、関節に無理な力が働き、正常な可動範囲を超えて関節部分を「痛めてしまう」という状態です。骨と骨とつなぐ靭帯や腱、筋肉などが切れてしまうことにより、内出血をともなう腫れになったりします。
そういう症状のほとんどの方々は左右の肩の高さが異なり、肩甲骨の動きが悪く、骨格が歪み、バランスを失ってしまっています。首から肩、背中につながっている僧帽筋や首から肩甲骨につながっていて肩甲骨を上に引き上げている肩甲挙筋などに負担がかかり痛めてる場合が多くみられます。
また長時間、首や背中が緊張するような姿勢をとり続けたり、猫背、前かがみなどの姿勢の悪さ、ショルダーバッグ、冷房などの冷えによって、それらが原因で頭や腕を支える僧帽筋やその周辺の筋肉(肩甲挙筋・上後鋸筋・菱形筋群・板状筋・脊柱起立筋)の持続的緊張によって筋肉が硬くなり、体が悲鳴をあげてようやく痛みと言う症状として現れてきます。
日ごろから体のケアを行うことにより改善や予防が可能になります。
ぜひ当院へお越しください。